スピリチュアリストとして、さまざまな角度から読者のお悩みに答え、生きる指針を示してくれる江原啓之さん。現在は熱海に在住し、ていねいな暮らしをしながら日々「生きる上で大切なこと」を発信し続けています。『婦人公論』のリニューアルにあたって始まった新連載「〈幸せぐせ〉を身に着けよう」。第39回は「3人目の孫が生まれたが、今までどおりの経済的援助は厳しい」です。
Q 3人目の孫が生まれたが、今までどおりの経済的援助は厳しい
A)生活費を削って少額でも援助を続ける
B)理由を説明して援助をやめる
無理は必ず歪みを生む
初孫には手厚い援助をしていたけれど、孫が増えるとともに金銭的余裕がなくなってきた。老後のことを考えれば、援助をやめたいのが本音、というのが今回のテーマです。
子どもに「今後は援助をするのが難しい」と伝えていいものか思案中で、親として「任せておきなさい」と言えないもどかしさや、先の2人の孫に援助してきて3人目だけしないという罪悪感も見え隠れしています。さてこの状況で、親として無理をしてでも援助を続けるか、それとも宣言してやめるのか、どちらの選択が幸せぐせなのでしょうか。孫がいる方も、いない方も、一緒にお考えください。
スピリチュアルな視点で言えば、無理は必ず歪みを生みます。「できることはできる。できないことはできない」が正しいので、幸せぐせはBです。