声に合わせて「アバター」が動く映像を孫の会社が作成する

続けるうち、視聴者から感想をいただくようになって。同居する長男の妻が「今日はこんなコメントがきたよ」と読み上げてくれるのが、どんどん楽しみになっていきました。

台本は、孫や長男の妻と相談しながら一緒に考えます。それを私が読み、録音データを東京の孫の会社のスタッフさんに送ると、動画を作ってくれるのです。内容は、私が作るお雑煮のレシピだったり、食レポだったり。意外なほど人気になったのが、「お悩み相談」でした。

相談といっても、私は偉い先生でも占い師でもありません。「将来が不安だ」というお便りに、「人生は長い。くよくよしたって仕方がない」と答えるなど、当たり前のことしか言わないのだけど、若い人には新鮮だったんかなあ。「圧倒的説得力」とか、「泣きそうになった」など大きな反響があったんです。

ある時若い女性の働き方を考えるという取材を受けて、私は「座って仕事ができるだけいいじゃないですか」と答えました。私はずっと重い荷物を背負うなど、体を使って仕事をしてきたからです。