こんな素敵な方たちと、死ぬまでに一度、会ってお話ししてみたい。そう思って私、13年ぶりに東京へ行きました。「かおるさん」という仲間がカラオケ喫茶で開いたコンサートに「ハマコさん」と一緒に参加。

その後のオフ会(オンラインで知り合った人同士が実際に集う会)は大変盛り上がりました。オフ会の後、新メンバーの「おことさん」にもお会いできましたし、孫に案内してもらった東京観光も、とても楽しかったです。

息子2人は家庭を持ち、孫たちも、まあ1人はようわからん仕事ですが(笑)、立派に働いています。夫は30年ほど前に亡くなり、家族は「おばあちゃんは好きなことをして、ゆっくりすればいい」と言ってくれて。週6日、近所のプールへ自転車で通える元気もあります。

若い頃は、とにかく生きるのに精いっぱいでした。連続テレビ小説『おしん』が流行った頃、「おしんちゃんはまだ楽なほうや」と言ってたくらい(笑)。

それがこんな極楽みたいな生活をさせてもらっているうえ、ユーチューブで面白いこともできて、本当に私は幸せ者。一日でも長生きして、これからもメタばあちゃんの活動を仲間たちと続けていけたらと思っています。

【関連記事】
多良美智子 87歳、団地一人暮らし。孫に教わり85歳でユーチューバーに。日常動画は「年をとっても希望が持てる」と60代女性から反響
年金3万円68歳、八ヶ岳の一人暮らし「麹や手づくり味噌でお金をかけず豊かな食卓に。オススメは簡単に作れて美味しい小豆味噌」【2023編集部セレクション】
60代ユーチューバーpokkoma。病気で突然始まった夫婦2人の年金生活「家も車もコンパクトに。夫婦で〈ほどよい〉趣味の西国巡りを楽しんで」