孫の竜二さんと台本の打ち合わせをするひろこさん

「ひろこ」であれば本音で喋れる

自分の昔話なんて、家族に詳しく話したことはありませんでした。ユーチューブを始めて嬉しかったのは、私の話を皆さんが「もっと聞きたい」と言ってくれたことです。

プロジェクトには現在、0期生の私に続いて3人の1期生、3人の2期生、1人の3期生が参加。その方たちも、活動をきっかけに「みんなが自分の話に興味を持ってくれる」「家族で話す機会が増えた」と喜んでいるそうなのです。

私も、活動を知った妹から「姉さんが私たちのためにこんな苦労をしていたとは知らなかった」と電話があって、1時間以上も昔話に花を咲かせました。

もう一つ嬉しかったのは、新しいお友だちができたこと。ユーチューブの企画で、プロジェクトの仲間たちとオンラインでお喋りやお芝居をしたのですが、これがまあ楽しくてね(笑)。孫には「みんな乙女に戻ってる」と笑われました。

「ひろこ」という架空のキャラクターだからか、仲間同士では本音で喋れるのも楽しみの一つ。

たとえばご近所の人に嬉しかったことなどを話したら、「あの人はいつも自慢話ばかり」と思われるかもしれませんが、彼女たちになら、「登録者数が増えた」「テレビの取材で有名人と話した」なんて話もできるんです。(笑)