たんぱく質のメニューをプラスする

実際には、こういう食生活の方は、まず間違いなく、たんぱく質とエネルギー量が不足しています。

心あたりのある方は、野菜サラダとおにぎりの昼食に、たとえばゆで卵や温泉卵、卵焼きなどを追加してください。

できれば肉や魚の料理を1品追加していただきたいところですが、面倒に感じるようなら、魚肉ソーセージやチキンバー、サラダチキンなど手軽に食べられるものでもかまいません。

コンビニの市販品でかまわないので、ぜひたんぱく質のメニューをプラスするように心がけてください。

 

※本稿は『60歳からの「少食」でも病気にならない食べ方』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
<老けない肉ベスト10>は?脂質の高い肉は「老ける」「太る」の原因に。寿命を延ばすには「高タンパク質な肉」を【2025編集部セレクション】
老けない最強食ベスト5!冷凍で栄養価がさらに高くなる野菜とは?冷凍庫に入れる前のひと工夫で、野菜の酸化・老化を防ぐ【2025編集部セレクション】
起床後1時間以内のタンパク質摂取で、筋肉が衰えるのを防ぐ。朝に食べることで吸収率がアップする食材とは?【2025編集部セレクション】

60歳からの「少食」でも病気にならない食べ方』(著:森由香子/青春出版社)

60歳を超えると、昔ほど食欲が湧かない、食べる量がガクンと減った、料理をするのが億劫になった、という人が多い。著者もそのひとり。
でも、管理栄養士という仕事柄、栄養バランスが頭から離れない。
そんな著者自身が編み出した、「がんばらず」に作れて、「少量」でも栄養バランスが整い、健康管理がきちんとできる食べ方を提案する。