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ダイエット、何を選べばいいのかわからない…
頑張りすぎるダイエットには弊害も!
やるなら「頑張らないダイエット」 脂肪燃焼スイッチをONにする3つの方法 【1】ショウガオールでスイッチをON 【2】《食前》の軽い運動でスイッチをON 【3】 足首だけでもOK!10秒間のコールドシャワー ショウガオールを効果的に「蒸しショウガ」 <蒸しショウガのつくり方> 蒸しショウガレシピ <蒸しショウガ紅茶> <蒸しショウガとニンニクの焼きうどん>

頑張りすぎるダイエットには弊害も!

また、頑張ってダイエットしても痩せない、痩せてもリバウンドしてしまう――そんな声も聞かれます。

実は「頑張りすぎるダイエットには、逆に弊害があります」と石原先生。

「頑張りすぎるとかえって痩せにくい体質になったり、リバウンドのリスクを高めてしまうことがあります。

具体的には、過度な食事制限は、体のエネルギー消費を抑える《代謝適応》を引き起こし、基礎代謝を低下させる傾向があります。

これは、体重が減りにくくなる原因となりますし、また減量後のリバウンドのリスクを高める可能性も示唆されています。」

さらに、無理なダイエットは、次のような体や心への悪影響を及ぼす危険性もあると、石原先生は注意を促します。

 

【ホルモンバランスの乱れ】

急激な体重減少や極端なカロリー制限は体にストレスを与え、ホルモンバランスが崩れやすくなります。これにより、月経周期の調節に重要な役割を果たしているエストロゲンの分泌量が減少し、正常な月経周期を維持しにくくなることもあります。

 

【骨が弱くなる】

過度なダイエットにより女性ホルモンの分泌が減少したり、栄養バランスが崩れて骨への栄養が不足すると骨が弱くなる可能性が高まります。そこから骨粗しょう症につながることもあります。

 

【心の不調】

極端な食事制限は、低血糖によって脳へのエネルギーが不足して、イライラや集中力の低下、また栄養不足によって不安感、抑うつなど、精神的な不調を引き起こすこともあります。