脂肪燃焼スイッチをONにする3つの方法
では、どうしたら「脂肪燃焼スイッチをON」にすることができるのでしょうか?日常生活で簡単にできる方法を3つ紹介します。
【1】ショウガオールでスイッチをON
ショウガの辛み成分である「ショウガオール」という成分があります。
「ショウガオール」は、生のショウガに多く含まれている「ジンゲロール」が加熱・乾燥によって変化したものです。
生のショウガにも体を温める効果はありますが、ショウガオールに変化することでその温め効果がさらに高まるとされています。
このショウガオールを摂取することで体が温まり、代謝アップにつながりますので、脂肪が燃えやすい体に近づけるのです。
また、ショウガオールを摂取するとTRPV1という体の温度センサーが刺激されます。
これは、「熱い」や「辛い」などの刺激を感じ取るセンサーです。ショウガオールは辛み成分でもあるため、このセンサーが刺激され、エネルギー消費が増えたり、脂肪分解が促されたりします。これにより、脂肪が燃えやすい状態になることが期待されています。
【2】《食前》の軽い運動でスイッチをON
空腹時は体に蓄えられているエネルギー源(糖質)が少ない状態になっています。その状態で体を動かすと、体はエネルギー不足を補おうとするため脂肪をエネルギーとして使いやすい状態になります。そのため、脂肪が燃焼しやすくなります。
歩くだけでも効果が期待できますので、気軽に始めてみましょう。
【3】 足首だけでもOK!10秒間のコールドシャワー
体には、褐色脂肪組織という体温を維持するために熱を作り出す働きを持った細胞が存在します。この熱を作り出すときのエネルギーとして脂肪を燃焼させると考えられています。
褐色脂肪組織は低温の刺激が加えられることで活性化するとされています。
諸説はあるのですが、コールドシャワーも効果が期待できるとされています。頭から浴びるのは大変だと思いますので、足首だけ浴びるのも良いかと思います。