バランス機能が育まれ安心して歩ける体に!
ロコデモウォーキングは、体を大きく、リズミカルに動かす「有酸素運動」です。
足踏みツイストから、Vステップ、Aステップ、サイドステップ。試していただければわかりますが、負荷も少なく、3分ほどやればほどよく汗もかけます。
さらに、前後左右、異なるステップの連続で、脳もフル回転!最初はステップを覚えるのが大変でも、大丈夫。だんだんできるようになっていきます。
しかもこの体操は、ウォーキング代わりになるだけではありません。
じつは、高齢者の転倒予防には、ステップを用いた体操が効果的。前後左右に足を踏みす動作は、股関節を大きく動かし、お尻の大殿筋を鍛えてくれます。
また、踏み込みや着地で足指の筋力も鍛えられ、しっかり床をとらえる感覚が養われます。毎日続けることで、バランス機能が向上し、転びにくくなるし、もしつまずいても、とっさに踏ん張れる力もつきます。
この体操で、体と脳をほどよく刺激し、安心して歩ける体を手に入れましょう!
※本稿は『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』(アスコム)の一部を再編集したものです。
『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』(著:鎌田實/アスコム)
76歳になっても65kgのバーベルを背負ってスクワットをし、冬にはワンシーズンで65日もスキーを楽しむという鎌田先生の、元気の秘密がこの本に詰まっています。
「最近、体が動きづらくなってきた」「猫背や関節の不調が気になる」「朝スッキリ起きられない」「いつまでも元気に歩き続けたい」そんなあなたにピッタリの 、がんばらない「かまた体操」1日3分の習慣が、未来の健康をつくります。