明るいほう、美しいほうに意識を向ける

一見つまらないようなささいなこと、たとえばシンクの汚れに重曹湿布をして出かけて、帰ってきたらきれいに汚れがとれている。そんなことにも「わあ!」って喜びを感じられるようになると、そのたびに疲れが消えていくんです。

コツは“気づくこと”かしら。

同じ出来事でも、嫌な面や不便なところを探そうと思ったらいくらだって見つかるけれど、そういう面ではなくて、明るいほう、美しいほうに意識を向けるんです。

水道のお水だって指で触っていると、全身の細胞が目覚めるようでいい気持ち。うっとりです。

 

※本稿は、『田村セツコの私らしく生きるコツ 楽しくないのは自分のセイ』(WAVE出版)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
87歳・田村セツコ「おばあさんになった今だからこそ、本当に私らしいおしゃれをしたい」<誰かにとっての無難>ではなく<自分の理想>のため、これからも果敢にチャレンジ
田村セツコ「すっかり独身生活に慣れて。一人はさみしい、でも、ひとがいたら気を遣うし…矛盾しているけれど、これが生きるということ」
87歳・田村セツコ ひとり暮らしで気持ちがふさいだ時、リフレッシュできる<とっておきの方法>とは…

楽しくないのは誰のセイ? ~田村セツコさんと楽しむサマーミーティング~

本書の刊行を記念し、トークショー&サイン会の開催が決定しました!
お申し込みはこちらから

日 程:2025年7月6日(日) 
時 間:15:00~ (開場14:30)
会 場:誠品生活日本橋内 イベントスペース「FORUM」(COREDO室町テラス2階)
参加費:3,300円(税込)
定 員:30名様

田村セツコの私らしく生きるコツ 楽しくないのは自分のセイ』(著:田村セツコ/WAVE出版)

年を重ねても、おしゃれに楽しく。

「やりたいことには、とことん挑戦する」。

あなたの毎日がきっと楽しくなる、自分らしく生きる秘訣が詰まった1冊です。