9:対談を通じてわかる「おいしい記憶」のこと
ー「おいしい記憶」とは、単なる味覚の記憶ではなく、人と人とのつながり、家族の愛情、そして生きることへの感謝が込められた、人生そのものの記憶なのかもしれませんね。
小田桐:食べることそのものがもう幸福…。おいしい記憶が多ければ多いほど、その人は幸福だというわけです。そんな人たちで溢れた社会をこのスローガンは願っています。
ーこの対談を通じて浮かび上がるのは、食べ物そのものの味よりも、「誰と食べるか」「どんな状況で食べるか」がおいしさを決定づけるということでしょう。
ネットで話題の「夫(元木さん)の体重減少」について
大神:ここに来て、あれだけ健康管理しなくて、いつもふくふくと太っていた主人が最近急に激痩せして、それがネットで話題になってまして(笑)。なんなら死んじゃうんじゃないか?みたいな感じで、皆さんすごく心配してくださるんです。
ー実際は健康で、体質改善もされたそうですね。
大神:本当に皆様に申し上げたいんですけど、私よりも毎月身体を全部スクリーニングして調べてもらい、昔よりものすごく体調がいいんですよ。肝機能など色々治すためにもお薬を飲んでたので、すごく体重が減ったら、数値もすごく良くなりました。すっかり元気です!やっぱり、体重が重すぎるのがいけなかったんだろうなぁ。(笑)

編集後記:毎日の献立に悩むあなたへ「きょうは何を作ろう?」
大神いずみさんの「料理が上手じゃない」という告白に、思わず「私も!」と共感された方もいらっしゃったのではないでしょうか。56歳になった今でも料理本が手放せないという彼女の正直な言葉に、どこか頷いてしまいました。
お母様が家族5人分の違うメニューを作っていたという思い出話も、いまの時代から考えれば凄いことです。それができたのは専業主婦が当たり前だった時代だからこそかもしれません。
そんな「きょうは何を作ろう?」という気分のときに「家族の健康も気になる」という悩みを抱える私たちにとって心強い味方を見つけました。キッコーマンのレシピサイト「献立をヘルシーに!健康副菜まとめ」です。
特に注目したいのが「サプリ副菜」というネーミング。まるでサプリメントのように、足りない栄養素をピンポイントで補える副菜レシピです。そのほかに「献立に加えて適塩!しょうゆぽたぽたレシピ集」という減塩メニューも!「ぽたぽた」という響きが可愛らしくて、減塩料理の堅苦しさを感じさせません。
大神さんが語った「米しぶきを飛ばしながらガツガツ食べる子どもの姿」。そんな幸せな食卓の風景を、無理なく作れるお手伝いをしてくれそうです。完璧じゃなくていい。でも、家族にはおいしいものを食べさせたい。そんな私たちの気持ちに、そっと寄り添ってくれるレシピがあります。これも現代の「おいしい記憶づくり」なのかもしれません。
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ドキュメンタリー番組『おいしい記憶きかせてください』
WEBサイト「おいしい記憶」内の番組『おいしい記憶きかせてください』を覗いてみてください。全国から寄せられた「おいしい記憶」のエッセイ作品をもとに、その作者の方と一緒に、味や料理の再現にチャレンジする、時に笑い、時に涙の「おいしい記憶」のドキュメンタリーです。MCの藤井隆さん、進行の吉竹史さんの愉快なスタジオトークも毎回あたたかく、こころのサプリにもなりそうな「おいしい記憶」が、きっと見つかると思います。