日々の体脂肪率をチェックする

さらに、ダイエットの目標として、また成功の目安として大事にしたいのが、体脂肪率。

どうせ体重を測るのであれば、体脂肪率も測れる体重計にして、日々の体脂肪率をチェックするのです。

体脂肪率であれば、体重のように数字で「見える化」できるので、自分の状態を客観的に把握できます。また、数字で変化を見ることで、モチベーションを高めることもできるでしょう。

体脂肪が測れる体重計では、体内の水分量を測定し、その数字に体重と身長の情報も加味して、体脂肪率を割り出しています。

そのため、入浴後や運動のあとなど、汗をかいて体内の水分量が減っている状態では、体脂肪率は実際より高く測定されてしまいますし、食後の計測では、食事に含まれている水分量によって数字が変わります。

そこで、計測のタイミングとしては、水分の出入りの影響をあまり受けずに済む「朝起きてトイレをすませた直後」がベストです。

このタイミングで毎朝、体脂肪率を測ることで、自分の体の変化を正確に知ることができるでしょう。

<『京大式 脂肪燃焼メソッド』より>

※本稿は、『京大式 脂肪燃焼メソッド』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
「若い頃の服が似合わなくなった」と感じたら…大人の装いはほかの人のためでもある。服を手放してスタイルの再構築を
<腸内細菌>を増やして太りにくい体に。専門家「腸内細菌で痩せたいなら、水溶性食物繊維を摂取。キャベツやレタスよりも、海藻やキノコのほうが豊富」
管理栄養士が教える、シニアにオススメのちょい足し食材アイデア。野菜不足解消に、コンビニ弁当と一緒に買いたいお手軽食材とは

京大式 脂肪燃焼メソッド』(著:森谷敏夫/青春出版社)

これさえ知っていれば もう、太らない。

本書では、スポーツ医科学の第一人者である森谷敏夫教授に、自律神経を活性化し、「やせ体質」に変わる方法を教えてもらいます。