日々の体脂肪率をチェックする
さらに、ダイエットの目標として、また成功の目安として大事にしたいのが、体脂肪率。
どうせ体重を測るのであれば、体脂肪率も測れる体重計にして、日々の体脂肪率をチェックするのです。
体脂肪率であれば、体重のように数字で「見える化」できるので、自分の状態を客観的に把握できます。また、数字で変化を見ることで、モチベーションを高めることもできるでしょう。
体脂肪が測れる体重計では、体内の水分量を測定し、その数字に体重と身長の情報も加味して、体脂肪率を割り出しています。
そのため、入浴後や運動のあとなど、汗をかいて体内の水分量が減っている状態では、体脂肪率は実際より高く測定されてしまいますし、食後の計測では、食事に含まれている水分量によって数字が変わります。
そこで、計測のタイミングとしては、水分の出入りの影響をあまり受けずに済む「朝起きてトイレをすませた直後」がベストです。
このタイミングで毎朝、体脂肪率を測ることで、自分の体の変化を正確に知ることができるでしょう。
※本稿は、『京大式 脂肪燃焼メソッド』(青春出版社)の一部を再編集したものです。
『京大式 脂肪燃焼メソッド』(著:森谷敏夫/青春出版社)
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