炭水化物の魔のループ
また、適量の炭水化物はゆっくり消化される間に血糖値も上がり、満腹感を感じますが未消化の炭水化物は、血糖値が上がりません。
すると胃の中にまだ未消化の炭水化物があることに体が気づかず、空腹を感じて「食べろ!」と指令を出し、結果、お腹が空いていないのになぜかまた食べてしまう……といった終わりの見えない炭水化物の魔のループに入ってしまいます。
お腹の不調時に食べたら良い食材は?
胃や腸に負担をかけてしまう炭水化物のおかゆやうどんは避けましょう。脂肪分の少ない赤身肉や白身魚がおすすめです。
もし、食べたくないのであれば、「食べない」という選択肢も。胃や腸を空っぽにすることで、リセットされ、また元のように動き出します。
※本稿は、『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(著:平島徹朗、秋山祖久/扶桑社)
疲れやすい、なんとなく体が重い――その原因、“腸漏れ”かもしれません。
チャンネル登録者数30万人超「胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル」出演の人気ドクター2人が、10万人の腸を診てきた消化器内視鏡専門医としての知見をもとに
「たんぱく質不足」と「腸内環境の乱れ」の深い関係を、図解でわかりやすく解説します。