縁を活かすも、活かさないも本人次第

実は今、同じように「ヒデさん、このあと、お時間は?」と誘われることがあります。

なるほど、この誘われ方だと、なんとも心地よく「あ、じゃあ一緒に行くか」と返せてしまうのです。

「今日行きたいんです」でも「連れて行ってください」でもない。

「今日はお帰りですか?」
「このあと、お時間は?」

というのは、いい誘い方だな、と今も思います。

振り返れば、あの絶対的なチャンスを逃さなかった僕をほめてやりたいです。

チャンスは誰にでも、実は平等にあるのです。

それを活かすも、活かさないも本人次第。

縁があったなら、願わくは活かしたい。

そのためのチャレンジは、人生を大きく分けるほどの決断になるのです。

 

《人間関係の達人たちに学んだ好かれるコツ》

誘うときは相手が心地よくなる絶妙な質問をする

 

※本稿は、『気くばりのススメ 人間関係の達人たちから学んだ小さな習慣』(中山秀征:著/すばる舎)の一部を再編集したものです。

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