食のスタイルを変える

私たちの体は、食べたり飲んだりするものから出来上がっています。食事は健康の基本なのです。

どんなときも、食べ物をゆっくりと味わいながらいただくライフスタイルを今確立すれば、この先ずっと心身ともに整える大きな習慣となるでしょう。自宅で仕事をする機会が増えた今、それができるチャンスです。

『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)

毎食、どんな味や香りがするか、食べていくと味がどのように変化するか、あるいはどんな食感で歯ざわりなのか、その料理の食材は何なのか。

ゆっくりよくかみながら、ただただ目の前の食事に意識を向ける。満足度も高くなり、少ない量でも満足できるようになります。

〈『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』より〉

※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。

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毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)

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自律神経研究の第一人者であり、多数のベストセラーを持つ順天堂大学医学部の小林弘幸教授が、おうちでできる「体調の整え方」について、図解を使って詳細に解説!