体から水が失われる
また、アルコールには利尿作用があり、お酒の量以上の水分が尿として出ていってしまいます。この点においても、飲酒中に水を飲むことは理にかなっています。
さらに、体内に入ったアルコールを分解するには水が必要であり、飲めば飲むほど水が消費されて、こまめな水分補給が不可欠となります。
少なくとも、お酒1杯に対して水をコップ1杯。飲み終わってからも積極的に水を飲みましょう。二日酔いの症状を最小限にできます。
水は、私たちの体を守ってくれる素晴らしいものです。水分補給は健康維持にとってとても重要であり、ほとんどお金もかかりません。

※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。
『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)
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