挑戦を続ける原動力
<ミセスは昨年、5カ月連続で楽曲をリリース。大森さんは今年、俳優として映画『#真相をお話します』にも主演。『あんぱん』でドラマ初出演と活躍の場を広げている>
僕は、自分に自信がないんですけれど、せっかく生きているなら楽しい方がいいと思っていて。新たなことに挑戦する機会をいただいたならば、精一杯の愛情でお返ししたいんです。
スケジュールも可視化すると忙しいですが、心としては全然忙しくなくて、1つ1つが本当に楽しく、充実している。でも、どこか満たされない気持ちもあって、そこが嵩にシンパシーを抱くところです。満たされないというか、自分の信念と結局ずっと向き合っている。
音楽の現場にいても、『あんぱん』の撮影が楽しみで、自分のなかでちょっと特別な現場になっている。『あんぱん』では、カフェでの撮影が多いんです。日常では、カフェに行けないので楽しい。ミセスのボーカルとして、非日常を生きることが仕事になってしまっているので、圧倒的な日常を描く朝ドラの現場は、すごくリラックスできる場所です。現場にいるだけで、すごく癒される。 それが撮影のモチベーションになっている気がします。