今は好きなように食べるものを選ぶことができる
今は飲食店もたくさんあり、どこも食べ物であふれています。私たちはそこから好きなように食べるものを選ぶことができます。
その状況をうまく使うこともできます。つまり、大切な栄養素がしっかり摂れるように、野菜や魚を中心に考え、危険な加工食品や添加物を避けた献立を選べます。
それと同時に、不健康な食事を選ぶことも自由にできます。すなわち、大盛りのラーメンを食べたり、定食のご飯をおかわりしたり、ランチを菓子パンやケーキで済ませたり、清涼飲料水をがぶ飲みしたりすることもまた選択だといえます。
つまり、新しい時代の「太っているのに栄養失調」という現象は、自分で選んだ結果ともいえます。でも、自分で選んだならば、自分で手放すこともできますね。
そのためには、最新かつ正確な知識を持つこと。そして、知らぬ間に陥っている糖質中毒から抜け出すことが必須です。もしあなたが糖質ばかりを口にしているのなら、まずはそのことを自覚してください。
どうしてもお腹がすいてしまうなら、糖質ではないものを口にしてみましょう。糖質ではないものでもお腹が満たせることを実感してみてほしいのです。
※本稿は、『すぐに実践したくなる すごく使える栄養学テクニック』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
『すぐに実践したくなる すごく使える栄養学テクニック』(著:牧田善二/日本実業出版社)
健康の悩みは「栄養学の正しい知識」で解決できる!
著者は、生活習慣病・肥満治療の専門医であり、累計200万部超のベストセラーを持つ牧田善二氏。
「生化学×20万人のデータ×最新研究」から導き出した、健康になるための食事の習慣を77のテクニックで紹介します。