生まれ変わっても、もう1度自分がいい?

Tomy:川村さんは、今の自分は好きなんですよね?

川村:う~ん、どうでしょう。やっぱり、長澤まさみさんだったらよかったな~とか思っちゃう。(笑)

Tomy:そうですか?

川村:そりゃあ、もっと綺麗だったらいいだろうと思いますよ。浪人時代に仲が良かった男の子に「自分の人生は自分が主人公だと思わなきゃダメだよ」って言われて「何言ってるの?この人」と。

Tomy:それって彼は川村さんのことが好きだったのでは?

川村:ないですないです!なので今でも彼の考え方が受け入れられなくて。

Tomy:そうですか? 僕は「誰でも自分が主人公」だと思っています。なぜかと言えば、この世界は自分の脳でしか認識できないから、人生の主人公は自分しかいないんですよ。

川村:いや~、無理、無理。私は絶対に脇役のキャラだから。理想を求めすぎなのかもしれませんけど、「今度生まれ変わっても自分がいい」なんて、ぜんぜん思わない。 

湘南の海へ。海に浸かりたい!という思いで早い時間に思い切って海へ行きました。
太陽は暑すぎたけど最高でした!(写真提供:川村さん)

Tomy:僕はまた僕に生まれたい。

川村:すご~い!

Tomy:だって、色々苦労してきたんだし、なんやかんやあった末に今の自分になれたのだから、もう1度人生をやり直すなんてごめんですよ。

川村:それは私も同じです。タイムスリップで過去に戻るのも絶対にイヤ!「タイムマシン」か「どこでもドア」だったら、絶対にどこでもドアがほしいです。

Tomy:同感です。飛行機に乗るのは嫌いだけど、いろんな場所には行ってみたいので。

川村:過去に戻ったところで、何も変わりませんからね。

Tomy:そうですよ。でも、そう言えるということは、川村さんはこれまでの人生を肯定している証拠です。だから、今のありのままでいいんですよ。

「《過去に戻ったところで…》と言えるのは川村さんが人生を肯定している証拠。今のありのままでいいんですよ」

後編に続く

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