あとは自分がどこまで許容できるか
とはいえ、すり合わせをしたい、話し合いたいと思っても、パートナーが向き合ってくれない場合もあるかもしれません。
面倒くさがって話し合いの席につこうとしない、「はいはい」と軽く受け流す、「自分が正しい」と譲らない……。
共同体として大切な話し合いができないのであれば、相手はそういう人なのだということです。相手の姿勢に納得がいかないとしても、そうした「変わる気のない人間」がいるということを、どこかで受け入れなければいけません。
パートナーに限らず、世の中にはそういう人がいっぱいいますから、あとは自分がどこまでそれを許容できるかです。
許容できないとなれば、共同体としての生活は困難。いきなり離婚を切り出すまではいかないにしても、「私にとっては離婚を考えるくらい深刻なことです」と言わなければ、相手には伝わりません。