世の中全体が暗いからこそ……

それはニコニコ笑顔を見せることである。

儲かっているときは渋い顔でいい、でも、苦しいときほどニコニコするのだ。

『三國、燃え尽きるまで厨房に立つ』(著:三國清三/扶桑社)

バブル崩壊であれ、リーマンショックであれ、東日本大震災であれ、社会の危機である。うちの店が厳しいだけではなく、世の中全体が厳しいのだ。暗いのだ。だからこそ、店の中は笑顔でいく。

僕はずっとそうやってきた。