発酵食品の取り入れ方
たとえば朝は、納豆ごはんに具だくさんの味噌汁を組み合わせてみましょう。
味噌汁の具材に豆腐や卵、わかめ、玉ねぎなどを使えば、タンパク質や食物繊維もとることができます。
味噌、ぬか漬け、納豆、甘酒などに含まれる発酵菌には、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。
腸の調子が整うと、栄養の吸収がよくなり、免疫やホルモンのバランスも保ちやすくなります。
便通が安定すれば、お腹の張りや不快感が軽くなり、肌や気分の変化にもつながっていきます。
また、更年期は、ホルモンや自律神経の影響で腸の働きが乱れやすい時期です。
「最近、お腹の調子が不安定」「なんとなく気分が落ち込みやすい」……そんな変化を感じているなら、日々の食事に発酵食品を取り入れてみてください。
朝は、ぬか漬けをひと品添えるだけでも十分ですし、塩麹や醤油麹を調味料として使えば、幅広く活用できます。
また、無加糖の甘酒を豆乳やヨーグルトに合わせると、手軽に取り入れやすくなります。毎日少しずつ、無理なく続けられる形で。
