更年期になるべく避けたい食品
体によいものをとるのと同じくらい、「なるべく避けたいものを知っておく」ことも大切です。
とくに更年期は、ちょっとした負担が不調につながりやすい時期。知らないうちに体に負担をかけている食材がないか、一度見直してみましょう。
なかでも気をつけたいのが、「トランス脂肪酸」を含む食品です。
これは加工油脂をつくる過程で発生する脂肪酸で、動脈硬化や心疾患のリスクを高めることがわかっています。
欧米の一部では使用が規制されていますが、日本ではまだ表示義務がなく、気づかないうちにとっている方も少なくありません。
見分けるポイントは、パッケージの原材料表示です。「ショートニング」や「マーガリン」と書かれている食品には、トランス脂肪酸が含まれている可能性があります。
市販の菓子パンやクッキー、スナック菓子、冷凍ピザ、揚げ菓子などは、とくに注意が必要です。
また、「植物油脂」とだけ表示されている場合も、どのような油が使われているかがわからないため、気をつけたいところです。