審査の流れ

審査は一次判定と、二次判定に分かれています。一次判定では厚生労働省が作成した一次判定ソフトが使用されます。

訪問調査員が実施した基本調査74項目をもとにコンピュータの判定ソフトが、アルゴリズムに沿って介護にかかる予測時間を算出し、その結果に応じて非該当、要支援1・2、要介護1~5の8グループに振り分けます。

次に一次判定の結果を受けた介護認定審査会では、訪問調査の所見と一次判定結果に矛盾はないかの確認(ステップ1)を行い、主治医意見書の記載内容を加味して最終的な要介護度を決定(ステップ2)します。

最後に認定期間(6~48カ月)を定め、必要に応じて介護状態の軽減または悪化防止に関する助言を付する(ステップ3)作業を行い、その結果が申請者に通知されます。

申請から認定結果の通知までは、およそ1カ月を要します。