生鮮品が売上の4割

商品カテゴリー別の売上高構成比を見ると、青果、水産、畜産の生鮮3品で約4割と多くを占めている。

調味料などの一般食品が約24%、豆腐や牛乳などの日配品が約21%、惣菜が約11%、洗剤やトイレタリーなどの非食品が約5%と続く。

業界3団体がまとめている2024年のスーパーマーケットの年間売上高は、前年と比較可能な既存店ベースで前年比3.1%増えた。

2023年以降の月別の前年同月比を見ると、2023年2月を除き、原材料や物流費高騰に伴う商品値上げ、記録的な猛暑も手伝ってプラスを維持している。

<『なぜ野菜売り場は入り口にあるのか スーパーマーケットで経済がわかる』より>

※本稿は、『なぜ野菜売り場は入り口にあるのか スーパーマーケットで経済がわかる』(朝日新聞出版)の一部を再編集したものです。


なぜ野菜売り場は入り口にあるのか スーパーマーケットで経済がわかる』(著:白鳥和生/朝日新聞出版)

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