食べ物だけではない。孫が家の中で遊ぶ折り紙やシール、塗り絵なども購入する。孫は嬉々として遊ぶので、あっという間に使い切るのだ。いくら百均で買っているとはいえ、「ちりも積もれば山となる」で、やっぱりお金がかかる。

さらに、口座から引き落とされる電気、ガス、水道代は、これまでの2~3倍になった。水道代にいたっては、業者の人が「あまりにも急に使用量が増えたが、水漏れしているのではないか」と聞きにくる始末。

でも、孫の服はちょっと食事をすれば汚れ、少し外遊びをすればまた汚れる。「バアバ、ゴシゴシして」とせがまれ、1日に2回洗濯機を回すのが当たり前に。

ガス代も、熱心にご飯の支度をすればするほど高くなる。電気代だって、暑い夏を迎えてからクーラーは24時間つけっぱなし。食費、雑費に加えて、膨れ上がる光熱費には本当にまいってしまった。

娘もお金がかかることはもちろん知っている。いくばくかのお金を渡してくれるが、焼け石に水だ。こうした生活が2、3ヵ月続くうちに、「年金暮らしで、娘と孫を長期間受け入れること自体、無理があったのでは」という気持ちが湧き上がってきた。

月8万多くかかるとして、半年の滞在で48万! 妊婦と小さい子どもがいるだけで、こんなにお金がかかるとは! このお金があれば、古くなった家電を買い替えることができるし、夫婦で豪華な旅行にだって行ける。

毎日出ていくお金のことばかりを気にする私は「ダメなバアバだ……」と落ち込む始末。