健康資産は老後の自由と安心を左右する
なぜかわたしたちは未来の健康のためにお金を使う思考になれないようで、2型糖尿病に対する医療費を見ても、約8割が合併症を発症してからの治療費です。見方を変えれば、合併症にならなければかからなかったお金といえます。
健診で引っかかる程度の段階なら、お金もそれほどかからなければ、食事や運動をそれほど頑張らなくても、糖尿病になることもなければ、仮に糖尿病だったとしても合併症を発症することは少ないでしょう。
ウサギとカメの寓話になぞらえると、コツコツ進むカメではなく、むしろ最初に一気に走り抜けて逃げ切るウサギ型のほうが得策。つまり、早めに行動して病気を未然に防いでしまうのがいちばん賢いということです。
健康という資産は、お金以上に老後の自由と安心を左右します。
いまのうちに行動して「ウサギのように逃げ切るのか」、それとも病気のリスクを抱えながら「カメのようにコツコツと生きるのか」。
あなたは、どちらの未来を選びますか?
※本稿は、『世界中の研究結果を調べてわかった!糖尿病改善の最新ルール』(あさ出版)の一部を再編集したものです。
『世界中の研究結果を調べてわかった!糖尿病改善の最新ルール』(著:坂本昌也/あさ出版)
本書では、世界中の研究データからわかった最新の医学知識をもとに、糖尿病予備群・軽症患者の方でもムリなく続けられる「正しい改善ルールと生活習慣」をご紹介。
これまでの食事・運動療法だけでは数値の改善が難しかった人に向けて、臨床と研究の第一線で活躍する専門医が「糖尿病の新常識」をわかりやすく解説します。




