診断結果

さて、あなたは、いかがだったでしょうか。

たくさんチェックが入ったと不安に感じている人もいるかと思いますが、まず一項目目のチェックリストで「五つ以上該当してしまった!」とご心配なあなた、大丈夫です。加齢にともない脳の短期記憶が散漫になっている可能性はありますが、認知症グレーゾーンにもなっていないと思われます。誰でも若い頃からありがちなうっかり、注意力不足の現れで、記憶の障害によるものとは考えにくいからです。

『認知症グレーゾーンは分かれ道』(著:朝田隆/興陽館)

次に二項目目のチェックリストで五つ以上に該当する人は、認知症グレーゾーンの可能性があります。ストレスやうつ・落ち込みなどが原因で一時的に集中力が低下している場合もあるため見極めが難しいところですが、こうした兆候が頻繁に起こるようなら専門医に診断してもらうことをおすすめします。

そして三項目目のチェックリストで五つ以上に該当したら、早めに専門医のもとを訪れてください。自覚があるうちは認知症グレーゾーンだと診断されるかもしれません。しかし認知症グレーゾーンの領域を超え、アルツハイマー型認知症である可能性も考えられます。いずれにせよ専門医による精密な検査を受け、まずは現状を知りましょう。