筋力の低下は様々な臓器の働きを低下させる
さらに、筋力の低下は様々な臓器の働きを低下させます。
例えば、膀胱や尿道を覆っている筋肉が弱ると失禁につながり、食べたり飲んだりするときに喉の嚥下する筋肉が弱ると誤嚥につながります。
また逆もあり、炎症性疾患、内分泌疾患、がんなどの病気になると筋肉量が減少することが多々あります。これは、病気によって食欲が落ちることや、筋肉タンパク質を分解する成分が血液中で増加すること、さらに治療のための薬の副作用など様々な原因によって起こります。
※本稿は、『筋肉はすごい-健康長寿を支えるマイオカイン』(中央公論新社)の一部を再編集したものです。
『筋肉はすごい-健康長寿を支えるマイオカイン』(著:青井渉/中央公論新社)
健康意識の高まりとともに筋肉への注目が集まっている。
本書は人間にとって筋肉がいかに重要か、医学、栄養学、スポーツ科学の見地から解説する。




