「お金の話は避けられない」とはっきり宣言する
次に集まる際には、議論を始める前にまず、こう伝えてみてください。
「経済的な負担は必ず不満に通じて、大きな問題になる。だから、お金の話は避けずにすべてオープンにしていきたい」
レシートを取り、書き出しておくことは、身内だからこそ必要なルールです。親のためだからと我慢せず、持ち出したお金はしっかり公開しましょう。そうしないと、後々必ず揉める原因になります。
行動の書き出しでどこを手伝ってもらえるかが見え、金銭面をみていくことでどう負担を分け合うかがハッキリします。限定的な解決ではなく、長期戦に備えてしっかり話せる環境を作る。そのために、まずはあなた側の書き出しを、今から始めてみてくださいね。
渡部貴子
桂乃貴(KONOKI)メンタルヘルスケア株式会社 代表取締役、精神科認定看護師
鹿児島県生まれ、千葉育ち。三育学院短期大学(現三育学院大学)看護学部卒。千葉県立がんセンター勤務を経て、三幸福祉カレッジにてヘルパー養成講座の講師として従事しながら、街にある小さな整形外科内科クリニックに所属。往診の同行をしていく中で、「本人・家族のサポートの必要性」に気づき、訪問看護部を立ち上げる。その後、実績を買われ、株式会社ソシオン(現株式会社ソシオンヘルスケアマネージメント)にて在宅医療を実践。訪問看護ステーション立ち上げに尽力する。
2013年独立。心の病のスペシャリスト・精神科看護師の不足にいち早く気づき、土台作りに乗り出す。株式会社ハートフルを設立し、精神科、認知症専門の訪問看護ステーションを立ち上げて、地域との連携強化を図る。2023年8月法人名を桂乃貴メンタルヘルスケア株式会社に変更。現在に至る。