稽古場に立つと、まるで昨日まで…
不思議なのは、皆さんそれぞれ、今は別の世界で生きているはずなのに、稽古場に立つと、まるで昨日まで現役だったかのように、ごく自然に男役、娘役に戻っていくことです。
それは、稽古場に入った瞬間なのか。
演じるその一瞬なのか。
袖でスタンバイした時なのか。
それとも、この作品をやると決まった時からなのか。
答えはわかりません。
ただ、稽古場にいると、自分自身も自然と現役の頃の感覚に戻っていることに気づきます。
仲間と話しているときの距離感。
ちょっとしたことで、理由もなく爆笑している自分。
言葉にしなくても通じる「間」。
これはもう青春時代の空気です。
けれど、稽古が終われば、皆それぞれの場所へ戻っていきます。
それぞれの生活へ。
それぞれの人生へ。
不思議なようで、とても自然な流れです。
だからこそ、これはきっと期間限定で与えられた、夢のようなご褒美なのだと。
それぞれの人生を生きてきたからこそ、今ここでの時間が、より深く、尊く感じられます。
退団してから、いろいろなことが見えて、いろいろなことを感じて、ふと考えてしまいます。
人生って、何なのでしょう。
そんな少し哲学的な事を考えながら、パパは今日もドラマティックな稽古場で、期間限定の夢のお祭りを贅沢すぎる距離感で味わっています。
『エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート』
2月6日、初日の幕が上がります。
●NHK文化センター講座 2月11日(水)21日(土)さいたまアリーナ教室 2月24日(火)千葉教室 2月28日(土)町田教室
●越乃リュウ×漆芸家古込和孝氏トークセッション 名古屋栄三越 2月18日(水)午後2時~午後2時30分
●越乃リュウオフィシャルサイト (ryu-koshino.com)
●越乃リュウ 公式オンラインショップ (ryu-koshino.square.site)
●「エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート」出演

