引きこもっていた頃の夢を聞かれて……

……そんなポリシーのもと、臨んだとある講演会。

質問コーナーで、

「男爵さんは、引きこもっていた頃、どんな夢を持っていましたか?」

と小学生の女の子に聞かれた。

「そもそも夢なんて持っていなくてもいいんだよ」

笑顔で筆者が答えると、彼女はニコッとしてくれたが、周りに控える父兄は怪訝な顔。不穏な空気が漂った。

悪いことをしたと思っている。

※本稿は、『僕たちにはキラキラ生きる義務などない』(大和書房)の一部を再編集したものです。

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