モラルとマナーの違い
ここで、よく混同される「モラル」と「マナー」の違いを、しっかり押さえておきましょう。
・モラル…善悪の基準。人として最低限守るべきこと。
・マナー…相手を不快にさせないための気づかい。
たとえば、
レストランで食べ終わったゴミを床に捨てるのは、モラル違反です。
同じレストランで、大声で騒いでいるのは、マナー違反です。
違いをざっくり言えば、
モラルは「絶対にやってはいけないこと」
マナーは「やらないほうが望ましいこと」
モラル違反は、公共の秩序や他人の権利を直接損ないます。
マナー違反は、法律的な罰則はないですが、不快感や信頼の低下を招きます。
モラルがあるかないかは、その人の「デリカシー」に直結します。デリカシーがないと言われる人は、たいていモラルも低い傾向があります。
日本人は世界的に見てもモラル意識が高く、「言わなくてもわかるはずだ」という期待値が高い傾向があります。そのためモラルとマナーの違いがあいまいのまま行動していることがよくあります。
※本稿は、『ふるまいひとつで仕事も人生もうまくいく 気づかいの神さま』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。
『ふるまいひとつで仕事も人生もうまくいく 気づかいの神さま』(著:香山万由理/PHP研究所)
その「気づかい」、なぜそうしたのか説明できますか?
皇室フライトを経験している乗務員だからこそ伝えられる「おもてなし」の本当の身につけ方。




