社会人こそあいさつを大切にしたい理由

なぜ、気持ちよくあいさつすることがそれほど重要なのでしょうか。

それは、初対面のときやビジネスの場では、自分の人柄を知ってもらうための時間はないからです。

(写真提供:Photo AC)

会ってすぐに、お互いの人生観を語ることはしませんよね。人柄を知ってもらう前に、まず「人あたり」の良さが重要です。

あいさつがあるかどうか、そして、状況に合った好印象を与えるあいさつをしているかどうかで、人あたりの良さを感じ取っています。

「あたりがキツい」と感じたら、その相手に対して、警戒心や恐怖心を感じるものです。あいさつを最初にし合うことで、無意識にお互いの距離感をはかっています。

気持ちのよいあいさつとは、その場の状況や相手の気持ちに寄り添ったあいさつです。

明るく元気にあいさつすることは基本ですが、状況に応じては小さな声であいさつしたほうが良い場合や、会釈だけのほうが良い場合もあります。

こんな話を聞いたことがあります。Bさんは休日にご家族で買い物をしていたそうです。ひょんなことから家族で喧嘩になり、言い争っているまさにその最中に、職場の部下が「Bさん、こんにちは。今日はお買い物ですか」とあいさつをしてきたそうです。

Bさんは、このタイミングであいさつに来られて非常に気まずかったと話していました。わざわざあいさつに来てくれたのは良い心がけだと思うけど、ここは見て見ぬふりをしてほしかったなあと本音を漏らしていました。

気持ちの良いあいさつをするためには、観察力と想像力を持つことです。どのようなあいさつをするのがふさわしいか、使い分けることができたら上級者です。

神ポイント
・あいさつとは「私はあなたを害しません」という人間社会における最初の儀式である
・あいさつ一つで「この人と仕事をしたいか」は決まっている