歩けない原因の多くは……

歩けない理由には、大きく分けて2つあると思います。1つは身体的な問題。ひざが痛い、腰が重い、足がもつれるなど。

もう1つは気持ちの問題。歩くのがめんどう、外に出るのがおっくう、転ぶのが怖い、どうせ歩いても変わらないなど。そんな気持ちが、体を動かし歩くことを遠ざけてしまいます。

『ボケない散歩 83歳、健康を研究する教授の習慣』(著:石田良恵/アスコム)

ただ、これだけははっきり伝えたいと思っています。

歩けない原因の多くは、足の筋肉量が少ないこと。筋肉があると、楽に足を前に出すことができる。ひざがガクガクすることがなくなる。転びそうになっても、踏ん張ることができる。とにかく、筋肉があると安心して歩けます。

そう言うと、「石田さんは若い頃から運動をしてきたから、私とは違うんですよ」と返してくる方もいます。でも、それは違います。筋肉は何歳からでも鍛えられるからです。