第1段階:【心の黄色信号】思考の癖が「自責」に傾く

こんな心当たりはありませんか?

●普段なら気にならないような、些細なミスや忘れ物にひどく動揺する
●タイミングの悪さなど、不可抗力なことまで「自分のせいだ」と思う
●「皆はできているのに私は……」と周囲と比べて卑屈になる
●誰かの何気ない一言を、「私のことでは?」と深読みして不安になる

周囲と比較して自分をマイナスに捉えてしまうことは、誰にでもあるものです。ただ、頻繁に「自責の言葉」が口をついて出るようになったら、それは心が発している黄色信号です。真面目な方ほど、思考が極端な「自責」へと振れてしまいがちになります。

「休むのは自分の怠慢だ」と自分を責める言葉が頭をよぎり始めたら、それは性格の問題ではなく、脳からの休止命令が届いている証拠です。

イメージ(写真提供:Photo AC)

【なぜ「性格のせい」だと思い込んでしまうのか】

ここで多くの女性が陥る罠があります。それは、こうしたメンタルの揺らぎを「自分の弱さ」にすり替えてしまうことです。しかし、エストロゲンの減少は感情を安定させる脳内物質「セロトニン」の不足を招きます。

セロトニンは別名「幸せホルモン」。これが不足すると、普段なら笑って流せることに傷ついたり、未来を過剰に悲観したりします。あなたが自分を責めているその思考自体、実は脳という精密機器の「部品不足」によるエラーに過ぎません。車のガソリンが切れているのに、「走れないのは根性がないからだ」と車体を叩いても意味がないのと同じなのです。