その後も、石神井の家ではずっと続けていましたが、引っ越してからは、あまり行う機会がなかった。ある日、井出さんに電話をかけて「麻雀をやりたいわ」と言ったら、日本健康麻将協会会長の斎藤正さんを紹介してくださったのです。

その後、健康麻雀の会に行ってみたら、自分より5歳ほど年上の男性がいらして、すっごく強いの。私、すっかり嬉しくなって、それから足しげく通うようになったのです。夫が亡くなった後も、楽しみがあること、そして人との繋がりにずいぶんと救われてきました。

24年の年末、私は過労により、1週間ほど入院していた時期があります。そうしたら、麻雀仲間が心配してLINEで温かいメッセージを送ってくださったり、退院後も、若い人が「通院につき添いますよ」と、声をかけてくださったりして、人と繋がることの大切さを痛感しましたね。

私の場合は麻雀ですが、絵画だって歌だっていいんですよ。ただ、年を取って初めてのことに挑戦するのはハードルが高いし、覚えることが多いと大変でしょう? だから昔取った杵柄を試す気持ちで、何かに挑戦することが、老後の楽しみをみつけるためのコツだと思います。