骨盤底筋の働きを促してくれる
骨盤底筋は、骨盤の底にあるハンモック状の筋肉です。
それは前述にように内臓(膀胱、子宮、直腸)を下から支える働き以外に、排尿や出産など下腹部の働きをコントロールしています。
現代社会では歩く・しゃがむ・立つといった、生活上の基本運動をすることが減りました。さらに洋服生活では、ガードルやベルト、その他締め付けの強い衣が骨盤を支えてくれます。
結果として骨盤底筋を働かすことが少なくなり、それが、尿漏れ、子宮脱、内臓下垂、ポッコリお腹を招いている一因だとも考えられています。
着物は、生地を重ねて、身体を包むように着付けをするので、歩いたり座ったりするときに、ズボンやスカートのように脚を大きく広げることができません。
自然に小股になるし、脚の内側に力を入れて、いつも足を閉じている感覚になります。
また、手足や頭の位置が大きく動くと着崩れるので、上下動は少なく、ゆっくりと進むようになります。この動きはインナーマッスル、特に骨盤底筋の働きを促してくれるのです。
