暴風で4年目にして初の…

その日は今までにない荒れたお天気でした。
雨こそかろうじて免れたものの、立っているのもやっとなほどの暴風です。
とても田植え日和とは言えないお天気の中、急遽「手植え」の田植えに変更となりました。

アンバサダー4年目にして、初の手植え。
実は少しワクワクしていました。
田植えと言えば、やはり一度は経験してみたい伝統のスタイル。
暴風も何のその、俄然張り切っていました。
田んぼに足を踏み入れるまでは……。

暴風の田んぼで初の手植え

田んぼに一歩足を入れた瞬間、長靴がズボッと沈み、抜こうとしてもなかなか抜けません。
え??
右を抜こうとすると左が沈み、左を助けようとすると今度は両足が埋まる。
完全に泥に遊ばれている私。

他の皆さんはスイスイ進んでいるというのに、なんということでしょう。
自分の体勢を保つことすらままなりません。
バラエティ番組でよく見る泥沼に身を投じるアレになるのか。
田植えとはこれほどまでにも命がけだったのか。

周囲の皆様に多大なご迷惑をかけながら、ボロボロになりながら、なんとか初めての手植えの田植えを終えました。

地上に戻り、「どうでしたか?」とインタビューを受けるも、メディアの皆様が笑っています。
そりゃそうです。
笑うしかない画になっていました。

その日のうちに放送されたニュースには、足が抜けない私のおもしろ映像と、強風に吹かれてスーパーサイヤ人のような髪になっている見たこともない状態の私が映っていました。

皆様に助けていただきながら……