さらなる衝撃が

そしてそのあと、さらなる衝撃が待っていました。
作業を終えていただいたおにぎりが、とんでもなく美味しかったのです。
今までに食べたおにぎりの中で、一番だったのではないかと思うほどに。

鮭、梅、野沢菜、ふき味噌。
ふっくらとむすばれたおにぎりは、米の味が濃くて、どれもシンプルながら、とにかく美味しい。
「あぁ、日本に生まれてよかった」と、心から思える味でした。

昨今はおにぎりブームらしく、専門店には長蛇の列ができるお店もあります。
昔は、鮭、梅、おかか、昆布あたりがおにぎり界の四天王でした。
それが今では、いぶりがっこクリームチーズ、卵黄醤油掛け、明太バター、スパムなど、おにぎりもずいぶんと欲望に忠実になりました。

先日、「トリュフ焼きおにぎり」というセレブなおにぎりを見つけました。
トリュフがこれでもかとまぶされています。
ワイン片手にいただくような趣です。
そこまでいくと、いぶりがっこクリームチーズが急に素朴でかわいく見えてくるから不思議です。
おにぎりの世界も、気がつけばだいぶ遠くに来ていました。

とはいえ、コンビニで新作に惹かれ、迷った挙句ツナマヨに手を出してみても、結局のところ一周回ってたどり着くのは、やっぱり鮭か梅。
もしくは、米そのものの味で決まる塩むすびが一番だという結論に至ります。

最高に美味しかったおにぎり