そう考えると対話型生成AIとの対話は、人間の味わいが薄く、表面的な対話ばかりになってしまいます。それで独自の視点とか、自分ならではの視点を築けると私は思えません。

表面的で優等生的な対話ばかりしたいのなら、あなたは必要なくなり、全てAIに置き換えた方がミスもしないし、ポリコレを守るし、休まず文句も言わずに働くし、作業もしてくれるし、思考もしてくれるし、いいじゃんということになります。

だからある一定の年齢まで(少なくとも高校卒業くらいまでと私は考えます)は対話型生成AIのひんぱんな使用は控えた方がよいと思っています。ある程度の年齢になったら、自分と「もう一人の自分」との対話もこなれてきているので「新しく対話に参加する人を加える」というのはアリです。

また仕事でコンプライアンスなどが厳しくなっている現状に対応するために「さらに客観的で優等生的な第三者の意見を参考までに取り入れる」といった観点で使うのもアリだと思っています。

 

※本稿は、『育つ、育てる。対話力 話し下手が強みになるニクヨ式会話術』(肉乃小路ニクヨ:著/KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

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