役割を適切に果たせるよう、対話のデータベースを充実させる
たくさんのセリフを作り、演技指導(演出)をするためには経験が必要です。なぜならデータベースとなる経験が多ければ多いほど、スムーズにセリフや演出プランを作り出し、それを演じることができるからです。
そう考えるようになってからは、自意識過剰で恥じらってばかりでうまくいかなかったコミュニケーションに、データベース構築のためのサンプル採集という目的ができました。
すると目的がはっきりしているので、抵抗なく、他者とコミュニケーションを行うことができるようになっていきました。人生が好転し始めたのは、そういうことが自然とできるようになった40歳以降でした。
不器用な私はこんなに時間がかかってしまいましたが、もっと柔軟で器用なあなたなら、意識さえしておけば、簡単に人生が好転し始めるはずです。
どうか、私が今までの人生で獲得した対話への意識やコツなどを取り込んで、今日からでも人生を好転させてほしいなと思っています。
※本稿は、『育つ、育てる。対話力 話し下手が強みになるニクヨ式会話術』(肉乃小路ニクヨ:著/KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
『育つ、育てる。対話力 話し下手が強みになるニクヨ式会話術』(肉乃小路ニクヨ:著/KADOKAWA)
会話が苦手なあなたへ!完璧じゃないからこそ人は対話で繋がれる!
知的な語り口や温かい人柄が支持され、高い共感を得ている「対話おばさん」肉乃小路ニクヨが、これまでのサラリーマン生活やコラムニストになってからの数々の対談でつかんだ「対話力の育て方」を、本書でやさしく、時に容赦なく語り尽くします。本書はすべての話し下手さんに贈る「対話のレッスン本」です。





