ゲームに対するスタンスの違いは、時に軋轢を生む――これは、学生サークルで身に染みて分かっていることだった。

「ミ、ミクニさん、あなたって人は……」

「えー、だってしょうがないじゃん。見てなかったもんは。あ、だけど回想はあったよ。子どもの頃のメグルが巻き込まれたトラブルをカケルが解決してあげる話。エモくて良き~だった」

「あれ、そういえば私もそんなの見たな。カケルが兵士の訓練の時に因縁をつけられて、メグル姫が……みたいな」

「互いに助け合ってるってこと~? それも良き~」

「アオさんのところはどうでした?」

 ソニックに見つめられ、青峰はごくり、と唾を飲み込んだ。

「あ、あの……」

 青峰が言い淀んでいると、「あ!」とミクニが声を上げた。

「仲間じゃん! ね? そうでしょ!」

「え、ええ。実は俺も、回想シーンとかの時に飲み物取りに行っちゃって」

 モリシーがくすくすと笑う。