ソニックはあんぐりと口を開け、その口を閉じるためとでもいうように、乱暴にカシスオレンジを口の中に放り込んだ。

「……アオさんが〝そっち側〟だとは思わなかったッス」

 ソニックの口調は拗ねた子供のようだった。

「な、なんだよ〝そっち側〟って。言い方に棘あるなぁ」

「いいじゃん、ウチら〝こっち側〟。ねー?」

 ミクニが正面から青峰にハイタッチを要求してくる。青峰は照れながら、ミクニの手に軽く触れ、年甲斐もなくドキッとする。

「はあ、まあいいです」ソニックが続ける。「僕の予想では、回想の時系列は、トビウオ→ダルマ→オオタカ→ツチノコになっていると思うッス。メグルもカケルも、この順番で大人に近付く」

「どうしてそう言い切れるんだい?」

「公式の推奨攻略順がこの順番だからッス」