ちなつの男役が、私は好きでした

先日、月組トップスターの鳳月杏さんが退団を発表されました。

会見での笑顔は、とても清々しく、やわらかく、さらに輝いて見えました。
退団を決めた人が放つ美しさは、どこか儚く、でも圧倒的に華やかで、どうしても目を逸らせなくなります。
「限りがある」ということが、人をこんなにも美しくするのかもしれません。

ちなつの男役が、私は好きでした。
宝塚の伝統的な「男役の美学」を深めた、あの落ち着きと品格は、誰にでも真似できるものではありません。
ここまで積み重ねてきた時間の重みを感じます

「自分を磨き続けることの大切さ」を背中で示し続け、唯一無二の包容力で月組を率いたトップスター。
宝塚への愛と、仲間への愛、そしてファンの皆様への感謝を胸に、愛する舞台にすべてを捧げようとしているその姿は、眩しいほど気高く映ります。