医学部進学に力を入れる
大阪府は、1990年代あたりから公立高校の優位が崩れ、男女問わず、私立高校が伸びた。四天王寺高校もこの時期に躍進し、平成12年(2000)から5年間は、府立天王寺高校より上位になって世間を驚かせた。
2026年度入試の実績では、東京大学2名、京都大学が13名、大阪大学が29名、国公立医学部が44人といったところだが、これには、男女共学の私立が増えた影響がありそうだ。
ただ、医学部進学に力を入れており、平成30年(2018)には、東京の桜蔭高校を抑えて国公立医学部合格者数が女子校でトップになっている。
スポーツでは東京五輪の『東洋の魔女』のうち谷田絹子、松村好子、磯部サダを出したバレーボールが11回の全国優勝をしており、現在でも強豪校である。テニスでも全国制覇の経験がある。卓球では石川佳純、アーティスティックスイミングでは奥野史子、武田美保、バドミントンでは小椋久美子などが卒業生だ。ほかに、都築貞枝(日本初の女性の高校校長・都築学園理事長)、崎田喜美枝(関西女子学園理事長)、秋野暢子(女優)、金井克子(歌手、バレエダンサー)、松川るい(参議院議員)などの卒業生がいる。高畑充希(女優)は四天王寺中学だが、芸能界入りして東京の高校に進んだ。
※本稿は、『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(著:八幡和郎/ワニブックス)
開成、灘だけじゃない!
地方の隠れた伝統校から躍進する首都圏進学校まで、難関大学へ圧倒的な合格者数を誇る高校の真の実力がこの1冊に。






