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「人前で思わず怒りが爆発してしまった」「大事な場面で『失敗したらどうしよう』とパニックに陥ってしまった」といった経験はありませんか。公立諏訪東京理科大学特任教授である篠原菊紀先生は「脳は感情に乗っ取られやすく、ダマされやすい側面がある」といいます。<脳のクセ>を見抜き、うまくコントロールするには、どのように考えたらよいのでしょうか。そこで今回は篠原先生の著書『脳を乗っ取る感情(アイツ)からあなたを守る方法』より一部を抜粋し、「感情」から身を守る方法をお届けします。

不安を払拭する4つの方法

脳にはさまざまなクセがあり、「緊張しやすく、緊張に弱い脳」が存在します。そこを受け入れつつ、できる対処法を考えていきましょう。

人前で話すことを心理学では「パブリック・スピーチ」といい、古くから典型的なストレス要因として研究が行われてきました。

簡単に手をつけられるのが「不安を外在化する」という方法です。まずは、それをご紹介しましょう。

対処法1 不安を書き出す

不安を書き出すのはとても効果的です。もし本番のときに緊張したら、とか、失敗したら、とぐるぐる考えても問題解決なんてできません。その思いを外に取り出す=外在化すると、脳のメモ帳が空いて、使いやすくなります。「緊張するなぁ。うまくプレゼンできなかったら他社に仕事をとられてしまうから責任重大だ」「おなかが痛くなるかもしれない」…なんでも気にせず書き出しましょう。身近な人に話すことも、立派な「外在化」です。