「待つ」というのは効果がある

ところで、「アンガーマネジメント」が話題になったとき、「6秒待つ」と言われたりしました。6秒という、秒数そのものの根拠はよくわかりませんが「待つ」というのは効果があると思います。

その間、何をすればいいのかというと、呼吸などリラックスできるものならなんでもいいのです。怒っているという状態は、緊張モードの交感神経が優位な状態なので、リラックスモードである副交感神経の活動を高めるようなことをしてみるといいでしょう。寝転ぶ、ご飯を食べる、お酒を飲むのでもいいです。

(写真提供:Photo AC)

腹が立ったときに自分の体の様子を観察してみたり、相手に対して腹が立った気持ちを言葉やリストにしてみたりを1週間続けて、怒りがちょっと収まってきたような気がしてきたとしたら…。次は「どうしてこの1週間、あるいは2週間、そんなに怒りっぽくならなかったのかな」と考えてみるといいと思います。

すると、観察した以外のことで、「相手に言い返さずに漫画を読んだ」とか「気分転換にコンビニに行った」「さっさと寝た」とか、なんらかのテクニックを使っていたことに気づくはずです。それを次のときにも実践していくといいでしょう。