ダンスは高嶋政宏がリード
<捨松の初登場は第5回。鹿鳴館で行われた大山巌(高嶋政宏さん、高ははしごだか)との結婚披露の宴だ。その後も、捨松と巌のダンスシーンが度々登場し、急速に西洋化が進む明治初期の空気を感じさせた>
ダンスの先生からは「男性のリードについていってください」と言われました。高嶋さんは大変だったと思います。私は高嶋さんについていっただけ。私がダンスの稽古に入ると、すでに高嶋さんが練習していて、くるくる回っていらっしゃるんです。高嶋さんは休憩中も練習されていました。
高嶋さんのことは悪い意味ではなく「癖が強い方」という印象だったんです。でも、いざ、現場でお会いしてみると、とってもチャーミング。
癖が強い印象は変わりませんでしたが、ダンスレッスン中の生真面目さや、メイク中にずっと薩摩弁のセリフを練習されている様子を拝見して、すごく愛らしい方だと思いました。巌さんは捨松さんの18歳上。高嶋さんにも年上の可愛らしさがあるんです。捨松も巌に対して同じように感じた部分があったんじゃないかと思えました。