ダーウィン賞
さて、この犯人は、死後とある賞に輝いた。
その名も、「ダーウィン賞」。
自分の愚かな行為によって死ぬか生殖能力を失うかした人に贈られる賞で、進化論を唱えた科学者・ダーウィンにちなんで名づけられた。
この賞は、ブラックユーモアが過ぎることや、「自分の劣った遺伝子を抹消することで人類の進化に貢献した」という説明が優生学を連想させることなどから、批判されることも多い。ただ、凡ミスという観点からは見逃せない事例が多数あるので、ちょっと見てみよう。
先ほどの「トラの檻にダイブ」事件は、2005年の受賞だ。同じく動物園のトラ関連でいえば、1996年の2位扱いでこんな例がある。インドの酔っ払い二人が、新年を祝う花輪をトラの首にかけようと、動物園の檻に侵入した。当然襲われ、一人が死んだ。いくら酔っ払っていたとはいえ、なぜいけると思った?
