ステップ1

【ステップ1 否認】「嘘だ、何かの間違いだ」と現実を受け入れられない

あの子が亡くなった直後、飼い主さんはその死を受け入れることができず、一時的にショック状態となり、現実を否認します。ショックのあまりパニックになる方もいれば、何も感じず、何も考えられなくなる方もいます。

『あなたに愛されて幸せでした 後悔が愛に変わる天国の犬猫からの伝言』(著:たま愛子/飛鳥新社)

場合によっては、「そんなわけない」「何かの間違いだ」「この子は死んでない」「生き返るに違いない」といった考えが頭をめぐり、事実を疑って周囲から孤立することもあります。中には、まるであの子が生きているかのように振る舞ってしまう人も。

頭では理解していても、心がどうしても認められない。そんな状態です。

しかし、「否認」は、私たちの心を守るために備わっている正常な反応です。愛する存在を失ったあまりにも大きすぎる苦しみを、少しでも抑えようとする健康的な対処法なのです。

この状態の方は、ムリに説得したりせず、静かに見守りましょう。